初級シスアドとは情報処理技術者試験の中の1つで、初級システムアドミニストレータが正式名です。システムアドミニストレータとは英語から取ってきたものなのですが、英語ではシステム管理者のことを指し、日本の情報処理試験では、業務効率の向上・改善を目的とし、現状業務における諸問題を把握・解決するために、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進する(エンドユーザーコンピューティング、EUC)人を意味します。
要するに初級シスアドとは企業にとって、その部門の業務をステップアップさせる上においての改善のためのリーダーであると同時に、エンドユーザーと呼ばれるパソコン利用者の代表でもあるわけです。
海外でもし持っている資格を説明するタイミングがある場合、システムアドミニストレータと言うと、システム管理者と誤解されますので、気をつけましょう。
現在の企業の多くはITシステムと切っても切り離せません。そのITシステムをエンドユーザの立場から効率化するのが初級システムアドミニストレータで、初級シスアドの能力は企業の効率を大きく左右する可能性があります。
初級シスアド検定試験は、経済産業省の指定試験機関の中の独立行政法人情報処理推進機構の情報処理技術者試験センターによって実施されている国家試験なのです。
受験資格が規定されていないため、その気があれば誰でも受験することができるのと、情報処理技術者試験の中では易しいもので、更に就職にも有利に働くので、非常に人気が高くなっています。
ただし、平成21年度春期の検定試験を最後に、ほとんどの部分が基本情報技術者試験に統合され、初級シスアドは廃止される予定です。
では初級シスアドとはどのようにしてその試験を受ければよいのでしょう。まず勉強の仕方としては、教材を購入して独学でやる方法と、通信教育や専門のスクールに通う方法があります。仕事を持っている方ならば通信教育がお奨めです。
初級シスアドはコンピュータ利用の基礎的知識が問われる試験なので、ある程度のパソコンの知識がある方ならば、独学で過去問を解くだけでも合格することは可能でしょう。初級シスアドは4月と10月の年2回実施されています。
もちろん資格がなくてもパソコンの高度な操作はできます。しかし試験では、パソコンだけではなく、仕事上の幅広い基礎知識も問われます。試験勉強する過程で、スキルアップまでできてしまいます。持っていなくても困りませんが、持っていると有利、初級シスアドとはそんな国家資格になります。
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